【ネタバレ有り】古田織部と経済的独立




へうげもの2順目を読んでます。以下ネタバレが有ります。








古田織部が主君の秀吉から命令を受けます。師匠である千利休の介錯人任命を受け、嫌なら武士を辞めろを迫られます。

その時になって古田織部は気づかされます。己には家柄も、財産も、人物(地位や評判)も十分に無かったのです。

同じく武士に辟易して仏門に下った織田長益にはそれらが十分に有りましたが、自分は武士という身分が無くなってしまったら自分や家族、家来が路頭に迷う事になるのです。





昔から経済的独立は重要事項


古田織部が経済的に独立ができていれば、千利休介錯を辞退する選択肢も取れたかもしれません(この場合漫画が進みませんがw)。織田長益の様に面倒を避けた悠々自適な人生だけが正解ではありませんが、私はどうも憧れてしまいます。経済的独立は自由の根源と思います。やりたくない事はやらないでいい様になりたいです。





織田長益サイコー


へうげもの織田長益はホンマ面白いですw己を通すが最重要事項で、武士らしくなくて逆に清々しい!決して荒くれ者では無くむしろ言動はスマートなのですが常に中心には己が有ります。投石器で古田織部を小早川陣営に投げ入れる際「極めて安全・・・とは思うが先に言っておく。アディオスアミーゴ」はサイコーに笑えますw更にさんざんな目にあいながらも小早川陣営で蘭奢待をくすねてきた古田織部に対して「俺が持つに相応しくないか・・・?」と言ってのけるのも笑えますw



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