MUKAMブロガー・ミーティング(2020年5月1日)に参加してきました。



三菱UFJ国際投信さんのブロガーミーティングに参加してきました。昨年に引き続き2回目の参加です!今回はオンライン開催でした。初の試みとのことでしたが、とても楽しめました!内容は、参加者の質問にMUKAMさんが答えてくれる質疑応答でした。


市況が荒れている中でも資金流入増加

2019年は月間100〜200億円の流入。2020年1月2月は300億円の流入、そして3月は600億円もの流入!4月に入ってからも高水準とのことでした。倍増すんげー!
流入が目立つカテゴリは、1米国株式、2先進国株式、3全世界株式の順とのことでした。ここでも米国株強し。インデックスファンド好調、バランスファンド不調のようです。

私も流入流出の特徴や傾向を質問してましたが、この結果には驚きました!
私は、下落相場ではインデックスファンドはここぞとばかりに叩かれるイメージがあったのですが、現実は真逆でした!ええやんええやん。なんか自分事のように嬉しかったです。
まぁ流入しすぎもインデックス投資ぽくはないですが、、、でもネット証券の口座開設が急ピッチと言ってたので、追加投資というよりは新規参入者が多いのでしょうか。それなら良いですね。



運用会社側も長距離走のつもりで運営している

emaxis slimシリーズといえば「運用コスト業界最低水準」方針が有名ですが、手数料安すぎで体力が持つの?という心配の声がありました。確かに私的には短くても25年、長ければ無期限に続いてもらわないと困ります。

MUKAMさんからは、商品は継続性や収益性は考慮してあるので安心してほしい。つみたて投資のお客様が重要と考えており、短距離走ではなく長距離走と認識している。との回答でした。私の投資経験ではファンドの途中償還はあったことがないのでこういった心配はしてなかったですが、こういった目線で運用会社や商品を選ぶことも大切ですね。勉強になりました。



投資信託とETFは競合関係ではない

新設のETF(MAXISオールカントリーMAXIS S&P500)の評価に関する質問もありました。私も疑問でした。ETFは好きですがslimシリーズは完成されているイメージがあったので。

実際、MUKAMさんでも議論のポイントになったとの事でした。結論は「ETF好みの人もいる」ので商品化してくれた様でした。ETFは貸株に出せる、場中に取引できる、指値ができるといったメリットがあるので、一定数のファンはいると認識されている様です。また代田常務の補足によると、投資信託とETFのマザーファンドは同じものなので競合関係ではない。ETF側に入ってきた資金によるスケールメリットは投資信託側も享受できる。との事でした。
マザーファンドを育てる資金流入経路が増える事になるのですね。奥が深くて面白い!



投信併合はマザーファンドでやりたい

投信併合のネックはシステム上の問題で、また同じくシステム上マザーファンドの方がやりやすいとの事でした。運用効率の観点から併合は有用なので、取り組んでいきたいとの事でした。

前述の通りまだファンド償還の憂き目にあったことはないですが、そうでなくても運用効率メリットがコスト減につながるならとてもありがたい事です。楽しみに待っていたいと思います。





他にも様々な質疑応答がありとても勉強になりました。三菱UFJ国際投信の皆様ありがとうございました。

コメント

このブログの人気の投稿

橘玲さんの講演を聴いてきました

2020年の振り返り