三菱UFJ国際投信ブロガー・ミーティング(2019年6月27日)に参加してきました。

興味本位で申込みをしたのですが、相当勉強になりました。内容は結構深く、そして面白かったです。三菱UFJ国際投信の皆様ありがとうございました。











代田常務取締役の開会挨拶

MUKAMさんは丸の内エリア三菱系列で最も築年が古いビルに入居されている=コスト最安に貢献!と仰っていましたw 現場見学時に入室させてもらいましたが、確かにフロア内に極太の柱が数本生えている結構古い設計の建物でした。(もちろん業務上必要な設備は最新!)





カンチュンドさんとFMさんの対談



・インデックス運用部について


14兆円分の8兆円がインデックス投信。しかも右肩上がり。ただし国内株ファンド中心の様です。海外株ファンド比率がもっとあがっていくと嬉しいですね。




・完全法と最適化法


インデックス運用は、完全法をシステムが執行しているくらいに思ってました。しかし完全法ですと取引費用がかさんでしまう為、また投資先銘柄に制限があり取引が必ず成立するとは限らない為、最適化法という運用モデルを採用するのだそうです。
各銘柄のファクター(キャラクター)を分析してファクタ構成比率の合計が合うような売買銘柄の組み合わせを作る、、、と説明を受ければなるほどとも思いますが、そんな事できるの?すごくない?保有銘柄が異なるのになんでベンチマークから乖離しないのか不思議。銘柄のファクター分析て正確にできるものなのですね。



・現物以外(先物)を活用する。


これはYUMAさんのブログで読んだ記憶がありました。未来の配当金分=今は使えないキャッシュ分も本来ならポジション取っとかないとその分ベンチマークから乖離してしまう。解決手段として先物を使うと。これは理解できました。



・売買手数料


この事項が最も訴求したい様な話しぶりでした!
売買手数料は①証券会社に約定価格と別に支払う手数料 ②約定価格と約定ターゲット価格の差異として証券会社が提示する費用(約定ターゲット価格100円+手数料1円=約定価格101円みたいな)と②パターンあり、①の場合は運用報告書の売買委託手数料として記載されますが、②の場合は記載されないとの事です!へー!現時点はそういうルールなのですね~。「内枠の費用」と呼称されておりMUKAMさん自身も変だと感じているとの事。おそらく今後ルールが改正されていくのだと思います。



・コストを埋め合わせる。


貸株から得られる賃借料はコスト調整においてかなり重要な様でした。エクスクルーシブ(枠貸)でコツコツ稼ぎ、オンデマンド(都度貸)でガツンと稼ぐ様です。個人投資家的に貸株はわざわざやらなくていい印象でしたが、現場見学時にあるファンドの管理シートを見せて貰った感じですと、各種コストを貸株で巻き返して±ゼロにしている感じでした!貸株様様やんけ!
(個人投資家も支払手数料分くらいは貸株してもいい感じ?)






現場見学


上でもチラチラ書いてしまいましたが、オフィス内やPC環境、ファンド管理エクセルシートや受発注システムなどなど見せて貰いました。新鮮な体験!
想像通りのモニターが5台位ついてるデスクでした。カッケー!
ファンド管理は意外とエクセルでした。しかもFMさんお手製だそうです。システム+エクセルが現実的で効率的なのでそうです。想像よりFMさんの属人性が高い印象でした。その為かFMさん不在時の対応やエクセルが壊れた時の対応など質問が上がってましたが、もちろん人的・システム的バックアップは万全との事でした。





懇親会


懇親会でもMUKAM社員さんと話が出来ました。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ができて一通り揃った感があるという話題で、商品開発に苦労しているとおっしゃってましたw今後はテーマ型にシフトする?という話でした。
今回初めて名刺を準備してきたのでtwitterなどで交流があった個人投資家さんと挨拶する事ができました。皆様ありがとうございました。家族分の資産管理の話が出来たのが面白かったです。自分がいなくなったとき、(金融知識の無い)遺族でもなるべく簡便に手続きできる様にしておくことが大切ですね!






このブロガーミーティングは本当に勉強になりました。改めまして三菱UFJ国際投信の皆様ありがとうございました。



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