私の好きな理論2




比較優位論


デイビッド・リカードさんが唱えた理論で、例えばあなたは私より専門的知識が100倍あり、事務処理能力も10倍早い。と言うことは私は不要で全部あなたがやった方が合理的でしょうか?ご察しの通り答えはNOで、この場合専門業務はあなたがやって、事務処理は私がやった方が、社会全体としては効用が高いという計算結果になります。詳しくはググってください。

この理論は臆病者の私にとってかなり勇気付けられる理論でした。何においても1番にはなれなくても、さらには何においても人より劣っていたとしても、比較的自分の得意なものに全力投球すればよいのです。経済学は何でもかんでも効用に結びつけるドライな学問と思われがちですが、結構心癒される理論もあるのだなと思いました。

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