1 収入の複数経路化

給与所得のみにに頼るのは限界がある。



「働いてお金を稼ぐ」は王道で、お金を稼ぐ手段として今後も最も一般的な手段であると思います。しかし上図に示されている通り、ここ20年は平均給与は横ばいで、給与所得一本槍では少々不安を覚えます。特にまだ20代30代の人はこの先も長く働き、長く生きる可能性が高いです。私は給与所得以外の所得がとても欲しくなりました。


他国と比較して財産所得でも遅れを取っている。



日英米で家計金融資産を比較したデータ(上図)があります。1997年-2017年の20年間で、米国2.9倍(内、運用リターン2.2倍) 英国2.6倍(内、運用リターン1.8倍) 日本1.4倍(内、運用リターン1.2倍)という結果です。家計金融資産を増やすためには、給与所得以外の運用リターン(譲渡所得や配当所得)を手に入れる事の重要性がよくわかります。



平均給与が伸び悩む中では、給与所得を上げる事に注力するより複数経路から収入を得る方法を選ぶほうが賢明かもしれません。人によっては事業所得・不動産所得を目指すのもありです。また、一般的になりましたが収入の複数経路目線では共働きはとても良い選択といえます。仕事半分家事半分。共働きが続けやすい工夫をすることも大切だと思います。


収入を増やして、支出を減らして、投資する

(収入-支出)+(資産×運用利回り)
とても簡単な式ですが、とても重要な考え方です。可処分所得を投資する。これをコツコツ繰り返すことが重要です。


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